▌55歳：仕事のトラブル 供託
会社も順調に成長し、売り上げも安定し、地域からの信頼も得られるようになった頃、整備工場の敷地の地主さんから「地代を上げる」と突然言われました。一方的に言われても納得がいかないので、今までどおりの地代を持って行ったのですが、受け取ってくれません。「受け取らないならしょうがないよな・・・だからと言って、言われるままの額を払うのもな・・・」と、このまま放っておこうと思いました。ただ、念のため顧問に聞いてみることにしました。なにかあると気軽に相談しています。
▌清水合同事務所の役割
お金を受け取らないからといって、そのままにしておくと、地代不払いで契約を解除されてしまうこともあります。受け取りを拒否している人に支払う方法として、供託制度があります。
阪東さんの会社は地代の供託をすることにしました。
数ヶ月たって、地主さんから民事調停が起こされました。阪東さんの工場の近隣の地代など調べて、阪東さんの主張を書面にまとめて裁判所に提出しました。